大阪難病医療ネットワーク

大阪赤十字病院は、明治42年の開院以来、「人道・博愛」の赤十字精神を受け継ぎ、地域の中核病院としてその役割を果たしてまいりました。標榜診療科は36科、救命救急センターをはじめ、災害医療、地域連携、がん診療など様々な拠点病院に指定され、平成30年11月には大阪府難病診療連携拠点病院にも指定されました。

難病の診療体制といたしましては、各診療科に指定医師を配置し、全93名を大阪府へ登録しています。2019年1月から12月の診療実績は103疾患、2183件となっています。内訳として、血液疾患203件、呼吸器疾患77件、骨・関節疾患39件、視覚疾患18件、循環器疾患42件、消化器疾患249件、神経・筋疾患746件、腎・泌尿器疾患170件、代謝疾患22件、内分泌疾患87件、皮膚・結合組織疾患81件、免疫性疾患449件となっております。また、小児慢性特定疾患の診療実績も76件あります。

当院は地域医療支援病院にも指定されており、難病対策につきましても、希少疾患の受け入れ態勢を含め、他の拠点病院等との連携強化に努めております。難病の診療につきましては、地域のかかりつけ医との連携が不可欠となりますので、かかりつけ医からの紹介状が必要となります。紹介状を持参のうえでご来院ください。