大阪難病医療ネットワーク

大手前病院は大阪市中央区大手前に位置し、主に急性期疾患を扱う401床の病院です。当院は随時患者さんを受け入れ、開業医の先生から信頼して紹介していただける病院として、地域の他の医療機関と緊密に連携することを重視しています。

個々の患者さんに合わせて家族構成や社会的背景なども考慮しながら複数の疾患に対しても総合的に最適な治療を行うことにより、地域になくてはならない病院となることを目標としています。

救急外来では24時間体制で毎年4000件以上の救急搬送を受け入れ、特に循環器疾患や脳血管疾患では二次救急のみならず三次救急にも対応しています。地域において中規模の総合病院として「高度な医療と温かい人情の調和」をモットーに重要な役割を果たしています。

また、地域医療支援病院・大阪府のがん診療拠点病院の認定を受けています。大阪大学医学部を始めとした近畿一円の大学と連携して、医師の教育機関としての役割も担っています。

難病治療体制としては、20診療科に47名（令和3年9月現在）の難病指定医師を大阪市へ登録しており、疾病に応じて各専門科が治療に当たっています。チーム医療を実践し、医師・看護師・薬剤師・理学療法士・栄養士など各職種が協力しています。

多岐にわたる難病疾患に対しできる限り早期に正しい診断、適切な医療の提供を心がけており、地域で安心して療養しながら暮らしを続けていくことができるよう、地域の医療機関と共にサポートしていきます。