大阪難病医療ネットワーク

第二大阪警察病院は、大阪市内中心部、JR環状線桃谷駅下車すぐに立地しており、交通の便の良い場所にある病院です。2019年に第二大阪警察病院は旧NTT西日本大阪病院より名称を変更いたしましたが、大阪警察病院との経営統合により総合的な診療力を充実させ、どのような事態にも対応できるように整備をすすめ、2025年頃には統合新病院を建設・開業の予定です。

当院はNTT西日本大阪病院の時代より長年にわたり、リウマチ膠原病領域の難病の診療に取り組んでまいりました。院内においてリウマチ膠原病ワーキンググループという、膠原病・リウマチ科だけでなく整形外科、皮膚科、リウマチケアナース、臨床検査、理学療法、薬剤部、栄養科、医療相談室など多職種・多部門が集まった部門横断的な組織を構築して対応しております。リウマチ膠原病領域の難病の鑑別診断、確定診断を行い、必要に応じて難病の申請も行うことができます。診断後の難病の治療・経過観察を行うことも可能です。定期的な外来診療だけでなく、病状の悪化時や、合併症・並存症などで入院加療が必要になった場合の入院加療にも対応できます。リウマチ膠原病ワーキンググループによる、看護相談などの日常的な相談にも対応、リウマチ膠原病教室による患者様の教育・啓蒙活動にも取り組んでおります。

当院では、保険適応があるすべての治療を行うことが可能です、治験などの最新の治療にも可能な限り参加するようにしており、大阪大学との連携で将来の治療の開発につながると期待される研究にも協力しております。最新の診療・研究へ常時アクセスすることにより常にレベルの高い診療を提供できるように努力しております。